東洋きもの学園 からむし織染めのきものを開発!!!
4月16日大阪市東洋きもの学園におじゃまして参りました。
幾島先生から「村山さん からむしのきものが出来ましたよ」というメールを頂きましたので新大阪から迷いながら雨の中濡れながらようやく学校へたどり着くことが出来ました。
さっそく研究生の、たはらみおさんデザインの「からむし織染めのきもの」を拝見致しました。
たとう紙から丁寧にきものを取り出してゆっくりと広げました。コンセプトが明確なデザインです。興味津々で拝見しました。
きものは「からむし」の生地、帯はリネンの生地で素敵なリバーシブルになっています。きものによって使い分けができます。私はこれほど発色がいいとは想像がつきませんでした。
そして、たはらさん自ら着用していただく事になりました。
そこに飛び込んできたのが幾島先生です。先生曰く「めっちゃ いいやんか!!!村山さん、これ きょう午前中に出来て来たばかりですよ。僕は今初めて見ました。村山さんが最初に見てくれはったんです」と。
お似合いのきものです。そして軽くてちょっと麻の特質が出ていてシワがあるところが生地の奥行きの深さを醸し出してくれます。
帯も、たはらさんデザインによるものです。からむしの生地でここまで染めが出来るとは本当に素晴らしいことです。
両手を広げて袖の柄を見せて頂きました。前身頃は裾からボカシ模様になっています。従来の感覚とは全くことなる新しいデザインです。
今度はリバーシブルの帯の一方の柄で着用して頂きました。この帯もなかなかいいですね。
そして、今後について打ち合わせで座っているたはらみおさんを撮影しました。
これから1年かけて、からむしを素材としたバッグ・草履・半襟・羽織・コートなどを開発していくという心強いたはらさんの決意です。心より応援致します。
ネオ昭和
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