十日町市 からむしの栽培順調です!!!
雪もかなり解けてきましたが山や田は例年よりもまだまだ多いようです。
今年も十日町市内で「からむし」の栽培を300坪計画しています。これで十日町市全体で1haくらいになります。また、NPO法人長野県地域資源活用支援センターさんの協力も得て長野県美麻村(現大町市)に300坪ほど栽培する予定です。
目的は、一つは来年の「大地の芸術祭」に向けて現在制作中の「からむしの部屋」に使用する繊維です。長野県北部地震にも耐えた古い作業小屋です。土壁の中に「からむし」の繊維を塗りこみます。また、布もアートにふさわしいものにする予定です。かなり思い切った大胆なアート「からむしの部屋」になることは間違いありません。
二つ目は、第4回自然素材展が来年8月2日から8月6日までの5日間十日町地域地場産業振興センター大ホールで開催されます。この大ホールで真ん中に巨大なオブジェが誕生することになっていますが、「からむし」の繊維をふんだんに使った従来考えられないあっと驚くものにします。
そして三つ目は、原点に立ち返って「からむし織」を作ります。これは従来の高額なものではなく着物を着やすく、帯を締めやすいだれにも簡単に着ることのできるものです。あえて手績み糸にこだわっていません。伝統をあまりにも重んじる結果後継者不足に陥ることのないよう配慮した着物です。
四つ目は、民芸品の開発です。これも手績み糸にこだわっていると高額になりすぎて販売に結び付きません。手作業ですがそこは工夫をしながら制作していきます。
このように多品種小ロットで展開して参りますのでお客様にとっては自分のものしかないような貴重な商品をお買い求めできることになりますので楽しみにお待ちください。
ネオ昭和
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