水沢小学校3年生総合学習で「からむし葉」の摘み取り
平成25年7月19日
市内大黒沢で雨模様の中、十日町市立水沢小学校3年生の総合学習「からむし葉」の摘み取りが始まりました。
江戸時代後期、市内大黒沢の善右衛門という屋号の奥さんか娘さん宛て紀伊大納言江戸屋敷から越後縮の注文があったことは十日町市博物館の資料でも見ることが出来ます。
奈良県立短期大学の教授に当時の生地を調査して頂いた結果手績みの糸で1㎝の長さになんと35本もの糸が織りこまれていたことが判明しました。
そのようなことで越後縮の由緒ある集落で、私の同級生村山久夫君が自身名義の畑200坪で3年前「からむし」を植え付けました。
毎年十日町市シルバー人材センターの須藤さん、宮沢さんが鶏糞を施したり草を刈り取ったり管理して頂いています。
子供たちの質問は大人顔負けの内容で私も困惑してしまいました。
かなり勉強して本職顔負けです。
下の幟は東京都三鷹市の牛田きぬさんが揮毫したものです。
からむしの筆で揮毫して頂きました。
3年生が先生に引率されて元気よく畑に向かっています。
今年のからむしは例年になく勢いがあります。6月5日に刈り取りしてから45日ほどで1mを超えています。
雨も一段落していよいよ元気よく摘み取りです。
みなさん一生懸命刈り取りをしています。
班ごとに分かれて摘み取りをしています。
顔の大きさほどあるからむしの葉です。
十日町のからむしの葉の裏は白です。
仲良く摘み取っていますね。
最後におうちで天ぷらなど料理したい葉を摘み取ってきょうは終了です。
お疲れ様でした。
ネオ昭和
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