日本一広い十日町市「からむし畑」栽培計画!
平成23年12月23日
十日町市の「からむし畑」の栽培も順調に進んでいます。
十日町市シルバー人材センターの皆さん始め全国のお客様、友人、知人の応援のおかげで現在4反の栽培畑となりました。
上杉謙信は、十日町に「からむし」の栽培を殖産興業として発展させ、財政の基盤としていました。
さらに江戸時代には武家の制服として珍重され最盛期には20万反もの生産を誇っていたのです。
明治時代から昭和の時代にかけて十日町織物は絹織物として大発展します。
「きものの流行は十日町から」とまで言われ、そして昭和30年代後半には染め技術を取り入れ全国三大産地として地位を築いたのです。
まさに十日町は織物が発展したことにより現在があるのです。
私は平成21年に「からむし麺」「からむし茶」と言った「からむし食品」の開発を始めました。
今まで幹だけが利用され捨てられていた「からむしの葉」にミネラル分やビタミンが豊富に含まれていることは大きな発見でした。
のど越しの良いシコシコ感のある「からむし麺」は徐々にファンを広げてきています。
伝統織物のみにとらわれることなく現代にマッチした「食」の世界にさらに通じるような「からむし食品」を開発して参ります。
今後「からむし」は織物だけではなく「食」として販路拡大していくためにも「からむし畑」をさらに栽培を拡大していく必要があります。
数年のうちに日本一広い「からむし畑」を栽培して参りますので多くの皆さまのご支援ご協力をお願い致します。
ネオ昭和
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