染織のための自然素材展Ⅳ・十日町 からむしツァー(計画案)

平成24年2月26日

8月2日から6日まで十日町地域地場産業振興センター大ホールで開催される「染織のための自然素材展Ⅳ・十日町」の「からむしツァー」の計画案が次の通り出来上がりました。

ご希望の方は㈲ネオ昭和 村山好明までお申し込みください。

なお、この計画は連絡なしに変更することがありますのでお申し込みの場合にはスケジュール等あらかじめご連絡下さい。

メールアドレス cfy49400@nyc.odn.ne.jp

電話 025-750-2857

FAX 025-750-2858

 

 

期日 平成24年8月2日(木)

からむしツアー

~機神さまに詣でる~       案内人: ネオ昭和/村山好明

 

越後縮の里、十日町市周辺はどちらを向いても機神さまばかりです。

縮織りに明け暮れた人々は、霊験あらたかな神々に様々な祈りを捧げてきました。

中でも、「麻織物の神さま」の松苧神社と「機織りの神さま」の黒姫山は、

とりわけ地元の人々の信仰を一心に集めた神さまです。

どちらも機織りの神さま“奴奈川姫”を祀っています。

黒姫山は、女の子が、12~3歳になると、機織りの上達を願って競って登った山、

綾棒や、杼が杖の代わりだったとか。

 

今回は、この松苧神社と、十日町の人々が“黒姫さま”と呼ぶ、御機神社に詣でます。

縮に生きた人々のひたむきな気持ちが私たちにも伝わってくるに違いありません。

ぜひ、ご一緒に。

 

[松苧神社]

松苧神社は海抜360mの松苧山山頂にあり、登山口から25分の道程は、

今では遠く感じますが、信心深い人たちには苦もない道程だったのでしょうか?

県内最古(1497年建立)の茅葺木造建築は、国の重要文化財に指定されています。

 

この神社は、領民にからむしの栽培を奨励した上杉謙信にもゆかりの深い神社です。

謙信が奉納した小刀と軍配が、現在は麓の民家に保管されていますので、

立寄ってお話を伺ってみましょう。

[からむし畑]

[からむしの部屋] 案内人が『大地の芸術祭』に出展した家。

かっては、補強のために土壁にからむしや苧アカを練りこんでいました。

[御機神社]

祭神は、“苧績屋媛命(おむやひめのみこと)”です。

町を見渡す丘の上、諏訪神社の境内にある社の奥で、

機神さまは何を想っておいでなのでしょうか?

織り始めや織り終いの切子や、小裂を

神社の格子戸に結びつけて祈る習慣は、

今も続いているのですが・・・

 

 

 

 

 

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